2014年8月12日火曜日

CPM製品の展望

現業で携わっているCPM(Corporate Performance Management)製品の現在の勢力と将来的な展望を記載した記事を見つけたので、紹介したい。

リンク先は↓
http://www.gartner.com/technology/reprints.do?id=1-1S3JJP1&ct=140321&st=sb

CPMという言葉の定義は、Gartner社の造語のようで、今回紹介する記事もGartnerの記事なので、CPMという言葉で記載されているが、他にEPM(Enterprise Performance Management)とも言われている。下のサイトにはBPM(Business Process Management)も同義とされているが、少し違うような気がする。要は、企業の業績管理のために必要な経営データを収集、分析するBI(Business Intelligence)ツールのことである。

http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0411/25/news101.html


詳細なガートナーのCPMの定義は、リンク先に譲るが、現在の勢力図や将来有望な製品について掻い摘んでみていきたい。

Leaders:SAP、Oracle、IBM

現在の市場におけるLeaderはこの3社。以下の製品を保有しているためであろう。

SAP:BOFC、BPC
Oracle:HFM、Hyperion planning
IBM:Cognos

中でも、日本の大企業市場では、SAP/Oracleが二大巨頭といえるだろう。また、国内製品も含めると、連結製品であれば、Divaを開発するDiva社やStravisを保持するISIDが絡んでくる。IBMのCognosは最近目にしないような気がする。

注目すべきは、大半が各社が買収した製品であることである。

BOFC:Business Objects社
BPC:OutlookSoft社
Hyperion:Hyperion社
IBM:Cognos社

結局、2000年代のCPMブームの時に、巨人(ジャイアント)である3社がCPMの有力企業を挙って買収したのである。

Challengers:SAS、Infor

現在のリーダーである3社に挑戦するのは、SASとInforの2社。

SASはBI専業の老舗で、独自の戦略を持っているような気がする。ある意味、3社とすみ分けていて、チャレンジせずとも今のポジションを維持できるのではないか。
Inforは、ERP分野でも中堅どころで、CPM分野でも同じポジションのようである。
Infor d/EPM スイートというのがCPM製品群に該当する。OracleHFMやSAPBOFCでは、全くもってERPとは別製品で(買収した製品だから当たり前か)、こちらのSuite製品はどの程度ERPと連携しているのかは気になるところである。

Visinoarys:Adaptive Insights, Tagetik, Host Analytics, Longview Solutions, Board International, Prevero

計6社が、将来有望とされる製品である。このうち、Adaptive Insights, Board Internationalは日本に支店があるようだ。
また、Longviewは投資会社に買収されたようで、今後の動向が注視される。

http://www.marketwatch.com/story/longview-solutions-acquired-by-marlin-equity-partners-2014-07-01-718300

こちらの6社のHPを見ると、共通するのはSaaS型、クラウドを強調していることである。CPM製品もクラウドへの移行が避けられないのだろう。

Adaptive Insights:
http://jp.adaptiveinsights.com/

Host Analytics:
http://www.hostanalytics.com/

Board International:
http://www.board.com/ja/

Longview Solutions:
http://www.longview.com/

Tagetik:
http://www.tagetik.com/

Prevero:
http://www.prevero.com/

Niche Players:Axiom EPM, KCI computing, Bitam, Prophix Software, Solver

これらは前途有望とまではいかないまでも、このマトリックス図に乗せられるべきベンダーとして紹介されている。この中でも、Prophix SoftwareはVisionaryに近い位置にいるようだ。

Axiom EPM:
http://www.axiomepm.com/

KCI computing:
http://www.kcicorp.com/

Bitam:
http://www.bitam.com/

Prophix Software:
http://www.prophix.com/

Solver:
http://www.solverusa.com/


今回紹介した記事はあくまで、USやEuropeのSurveyを中心としたもので、日本の市場とはそぐわないところがあるかもしれない。クラウド型への移行は、国内製品も既に対応済みだろし、機能的には目新しくはないのかもしれない。
しかしながら、これらの将来有望な製品を知っておき、逐一動向を見計らっておくことは、キャリアや市場の動向を考える上では非常に重要なことだろう。

次項からは、各製品の詳細を見ていきたいと思う。














近況報告

今まではTOEFL関連の記事を投稿してきましたが、昨年一旦留学は凍結し、転職しました。留学やMBAは3年後くらいまで封印し、現業に集中したいと思います。今後は、現業に関わる英語の記事を紹介していきたいと思います。

2013年2月3日日曜日

TOEFL受験記録 2013/02/03 テンプル大学

今年2回目のTOEFL受験記録。
場所は前回と同じテンプル大学。

Reading:
得点源のはずが、甘く見ていたせいで、今回大失敗。
3問目のパッセージの数問がランダムクリックとなった。
1問目で日本の建築に関するトピックが出たのだが、それに24分も使ってしまった。
今後は一問20分を厳守し、今回のようなことがないようにしたい。

予想得点:24~26

Listening:
前回から引き続き、低空飛行。
根本的なリスニング勉強時間の確保が必要。
どうやらアカデミック講義よりも会話の方が自分にとっては聞きづらいようだ。

予想得点:18~24

Speaking:
新テンプレートを使用して2回目の受験。
Task1の理由が一つしか思いつかなかったが、他に関しても今まででも出来はよいほう。最高得点更新か。

予想得点:17~20

Writing:
Integratedが250字以上、Independentが320字くらい。

予想得点:24~27

今回では100点更新は出来なかった可能性が高い。
GMATの勉強を開始するにあたり、ListeningやSpeakingの時間もとるようにしなければいけないところが悩みどころ。








2013年1月24日木曜日

TOEFL 受験結果 2013/1/12


今年最初のTOEFL結果が返ってきました。

R:28 L:20 S:17 W:24 Total:89

という何とも言えない微妙な結果。。。。。

Reading:
最も安定しているセクションだが、28点の壁が厚い。GMATの勉強により、底上げを目指す。

Listening:
今回はあまり手ごたえがなかった。常に24点以上取れるようにしたい。

Speaking:
ここ数回15点が続いていたため、17点に戻ったことは今回の結果でまだ評価できる点。Hackersのテンプレートを完璧に覚えた状態で2月のTOEFLテストに臨む。

Writing:
内訳は、IntegratedがGood、IndependentがFair。やや演習量が減ってきていたのが、IndependentでGoodがつかなかった原因と思う。GMATの勉強でよりレベルの高い表現を駆使できるようにしたい。


年明けの目標に記載したように、Reading、WritingはGMATの勉強でカバーし、ListeningとSpeakingはTOEFL学習を継続するという基本線は変えない。まずは2月の2回の試験での100点突破が目標。ターゲットは、Reading:29 Listening:27 Speaking:20 Writing:27あたりか。個人的には突破可能な数字だと思っているので、とにかく演習量を増やしたい。

また、仕事で3月以降、1~2か月程度日本を離れる可能性があるため、今後の勉強法も2月の結果次第で考える必要がありそうだ。

何はともあれ、まずTOEFL!







2013年1月13日日曜日

TOEFL受験記録 2013/01/12 テンプル大学



2013年初めてのTOEFL受験。

今回は比較的受験環境の良いテンプル大学での受験。

Speakingの成果がまだ出ないだろうと思われること、冬休みは英語を離れてしっかり休養を取ったこと等、今回は成果を出す回ではなく、受験慣れの回と考えている。

受験感想および結果予想は以下。

Reading:
第一問はイギリスがヨーロッパ大陸よりも工業化が進んでいたという人文科学の話。第二問もインカ帝国の記録についてスペイン人が書いた記録はいろんな意味で怪しいという人文科学の話。第三問は長日植物、短日植物等、光周性を書いた生物の話。個人的には比較的取り組みやすいセットだった。
予想点数:27~29

今後の使用予定教材:
GMAT教材

Listening:
やはり、こちらのセクションは少しでも離れているとつらくなる。前回よりも悪い印象。良く出題される天文学のSupernovaの話や、深海生物は青い光だけ識別でき、深海生物の表面に貼りつくバクテリアだけでなく自力発行もするといった話が出題された。個人的にはまだまだトレーニングが日々必要。

今後の使用予定教材:
Official TOEFL iBT Tests with Audio (Educational Testing Service)

http://www.amazon.co.jp/Official-TOEFL-Educational-Testing-Service/dp/0071771263/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1358084272&sr=8-1

Hackers Actual TEST LISTENING

予想点数:22~26

Speaking:
今後最も注力すべきセクション。今回は、Hackersのテンプレートを初めて使ってみた。Task1、2が不完全だった。特にTask1は個人的に想定しないトピックに動転してしまった。また、各タスクで少し詰まる箇所があった。TOEFL対策の最後の難関。何としてでも乗り越える、そのための勉強時間を割く。

今後の使用予定教材:
Hackers Actual TEST SPEAKING

予想点数:15~18

Wrinting:
Integratedは有袋類が哺乳類?よりも劣っているという通説があるけど、それは実際には違っているという話。ポイントが聞き取れ、文字数も250字以上いった。出来は今まででも良い方。
Independentは優れたリーダーは意思決定の際に他社に上手くかかわらせるものであるというような問題。こちらも350字を超えたのでまずまずの出来。


今後の使用予定教材:
GMAT教材


予想点数:25~28

ReadingとWritingのベースはゆるぎないものになっているのはほぼノーベンの今回の受験で分かり、そちらは収穫。今後はListeningとSpeakingの勉強に注力する。次回は2月に2回受験予定。この2回で必ず100点超えを達成したい。











2013年1月2日水曜日

今後の学習計画(GMAT編)

TOEFLのReadingとWritingの点数がようやく安定しきたので、GMATの方に手を伸ばす予定。

ターゲットは700点だが、まずはGMATの概要を掴むため、下記教材を購入。
まだ、GMATという試験そのもの概要はアゴスの無料セミナーに行ったのみなので、今一把握できていない。

a)新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略

http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E7%89%88-MBA%E7%95%99%E5%AD%A6-GMAT%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%94%BB%E7%95%A5-%E3%82%A2%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3/dp/4757422172/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1357111830&sr=8-1

旧版を持っていたが、2012年より出題方式が変わったとのことなので、改めて新版を購入。
まずは一通り読んでテストの傾向をおさえたい。

b)The Official Guide for GMAT Review

http://www.amazon.co.jp/The-Official-Guide-GMAT-Review/dp/1119961874/ref=sr_1_cc_1?s=aps&ie=UTF8&qid=1357111982&sr=1-1-catcorr

アゴスの書籍を読んだ後、こちらにシフトする予定。演習問題として繰り返したい。

c)予備校

得点の伸びが悪ければ、予備校へ弱点補強としていくことも考えている。
ここもまずは受験しての感触を捉えてから。
ただ、夏前までにスコアを取得し、エッセイに集中するためには、時間をお金で買うことも重要だと思う。そこの見極めもしていきたい。



今後の勉強計画(TOEFL編)

新年になったこともあり、今後の勉強計画を記載したい。

1.TOEFL100点突破

2012年内100点突破を目指したが、96点止まり。

Speakingが17点上限で、直近2回が15点止まりという悲惨な結果に。
Speakingが純ドメ標準の22点まで行けば、100点どころか105点突破も見えてくるので、年明けからはSpeakingに専念し、まずは目標の22点を早い段階で取得できるようにしたい。2月までに3回チャンスがあるので、それまでに100点突破できていなければ、Speakingの学校に通うことも念頭に置く。

また、セクションごとの今後の勉強方法は以下。

1)Reading

安定して28点取っているが、正直29~30点欲しいところ。
とは言っても、ここ数か月Readingは単語のみに留めているが、単語力が安定してきたこと、受験慣れのため、28点を安定していると思われる。あと1、2点挙げるためにやること、それはGMATの勉強だと考えている。GMATの勉強を今後本格的にやることでReadingの文章慣れ、単語力増強に努めていきたい。

2)Listening

2012年最も苦労したセクション。2011年11月受験でようやく27点を取得したが、12月受験では24点で撃沈。ただようやく得点域が、18~22あたりから、24~27まで伸びてきたので、今後は安定して27点以上取れるように学習したい。GMATにはListeningはないので、個別で学習することになるが、今後学習する教材は、以下。

a)Official Guide
http://www.amazon.co.jp/Official-Guide-TOEFL-CD-ROM-Edition/dp/0071766588/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1357099560&sr=8-2

何度も聞き続けているが、やはり本番に実際に出た問題なので、常に通勤中に聞くようにする。

b)Official TOEFL iBT Tests
http://www.amazon.co.jp/Official-TOEFL-Educational-Testing-Service/dp/0071771263/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1357099704&sr=1-1

最近購入したETSのテスト本。おそらく本番に近い形式のものと思われる。

c)Hackers TOEFL
http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?barcode=9788990700520

TOEFLで116点を取得されている方のBlogを拝見し、知った韓流の本。SpeakingとListeningを購入した。

3)Speaking

最も、平均得点が低いが、最も勉強時間を割いていないセクションであることも事実。今後の伸びしろに期待し、下記の教材で学習する。

a)Hackers TOEFL
http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?mallGb=KOR&ejkGb=KOR&linkClass=&barcode=9788965420019&orderClick=JAG&Kc=KDMRRPwithbuy

TOEFLで116点を取得されている方のBlogを拝見し、知った韓流の本。SpeakingとListeningを購入した。まずはこの本のテンプレートを憶え、本番で使いこなしたい。

b)Rarejobの継続

Outputの機会を継続的に持つため。

4)Writing

現在のMAX27点を継続して取得するため、下記の教材を実施する予定。

a)試験直前にテンプレートの見直し

WebTOEFLのテンプレートを試験直前に覚えなおす。

b)表現力の向上

現在のMAXが27点。この3点の減点は、中身はまだしも、表現力が足りていないことを痛切に感じる。

c)GMATの勉強

GMATのAWAやSCの勉強により、副次的な効果があると思うので、勉強したい。

総論として、ReadingとWritingは、GMATの勉強による副次的効果にシフト、ListeningとSpeakingに関しては、問題演習中心に勉強を継続していくことになる。結局、勉強時間をとれるどうか、するかしないかの世界。目標と現実のギャップを正確にとらえ、確実に近づいていきたい。